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新茶

新茶

数量限定!一番茶収穫時期(5月〜6月)限定で販売する摘みたて工場直送の新茶です。

「新茶」とは、その年の最初に生育した茶の新芽を摘み採ってつくるお茶のことです。

お茶は永年作物(経済寿命=商品となるお茶の芽が収穫できる年齢は30年程度)で、日本のような四季のある気候では低温と短日条件により冬の間は休眠(生育が停止)します。
この冬の間にしっかりと養分を蓄え、春の訪れと共に新しい芽が芽生えるのです。
この新芽を収穫して製茶したお茶が「新茶」と呼ばれます。

春の芽生えと共に成長した若葉で作ったお茶の味は格別です。
新茶ならではの、みずみずしさ、さわやかな香りと旨味、甘みをお楽しみください!

1商品

●「八十八夜摘みの新茶」は不老長寿の縁起物!?

八十八夜摘み 八十八夜とは、雑節のひとつ(主に農作業と照らし合せた季節の移り変わりの目安で日本独自のもの)で、立春から数えて八十八日目にあたる日のことを言います。(平年なら5月2日、閏年なら5月1日)
春から夏に移り変わる節目の日、夏の準備を始める日ということで縁起の良い日とされてきました。
(〜♪夏も近づく八十八夜♪〜の「茶摘み」の歌にも出てきますよね)

ここ三重県、度会町ではその年の気候にもよりますが、概ね「八十八夜」の頃に一番茶収穫の最盛期を迎えます。
中森製茶で販売する「新茶」も、例年「八十八夜」前後に収穫した茶葉を製茶しています。

この頃に摘み取られるお茶は、昔から「不老長寿」の縁起物として重宝されていたそうです。
新茶を飲んで「元気に長生き!」できるといいですね(*^_^*)

● 新茶と一番茶はちがう?

新茶収穫 お茶は冬の間休眠して養分を蓄え、春になると芽が出て、その年の最初に生育した新芽を摘みとって作ったお茶が「一番茶」と呼ばれます。
一番茶の収穫を終え、その後に伸びてきた芽を収穫して作ったお茶が「二番茶」、その次が「三番茶」と摘み取った順番で呼ばれます。
ここ度会町では「三番茶」は収穫せずに刈り落として、秋になってから「秋番茶」(四番茶)を収穫することが多いです。 中森製茶でも「一番茶」「二番茶」「秋番茶」の計3回、収穫・製茶をしています。

このように「一番茶」という言葉はその後に収穫する「二番茶」「秋番茶」などと対比する意味で使われることが多いのですが、「新茶」は1年で最初に摘まれる「初物(はつもの)」の意味を込めて、また「旬」のものの意味で使われます。
中森製茶ではこの時期限定で販売する商品名としても「新茶」という名称を使っています。年に一度だけ作る商品なので「20XX年 新茶」という商品名になります。

つまり「新茶」も「一番茶」も同じお茶なのですが、そこに込める意味の違いで呼び方を変えています。

● 新茶は“荒茶”の状態でお届けします 

荒茶 皆さんが手にするお茶(茶葉)商品の多くは「仕上げ加工」という選別や乾燥を行うことによって品質や保存性を高めています。
中森製茶でも通年販売している「かぶせ茶」や「煎茶」の商品は専門の業者に委託して、仕上げ加工を行っています。
(細かい粉状になってしまったお茶を取り除いたり、芳ばしい香りを引き立て、しっかりと乾燥させることで、より美味しく、その美味しさが長持ちするように手を加えています)

ですが、5月〜6月に期間限定で販売する“新茶”については、その特長をお楽しみ頂くために工場で加工したばかりの「荒茶」(一次加工品)の状態でお届けしています。見た目は不揃いですが、独特の味と爽やかな香りをお楽しみ頂けると思いますので、ぜひこの機会にご賞味くださいませ。
なお、新茶独特の風味は保存方法に関係なく数ヶ月で消えてしまいますので、長期保存はせず、新茶ならではの味をお楽しみ頂けるよう、お早めにお飲み下さい。

●3煎目まで美味しく飲めるお茶

川霧中森製茶が作るお茶は「色も味も濃い」のが特徴です。

中森製茶のある度会町は山に囲まれた山間部で、昼夜の寒暖差が大きく、良質なお茶を作る条件がそろっています。さらに近くを流れる宮川の朝霧に優しく包み込まれたお茶の新芽は健やかに成育し、葉肉の厚いお茶になります。この茶葉の特徴を生かすよう、茶工場で加工する際も流行の「深蒸し」ではなく、少し「浅い」蒸し度合いを意識しながら、しっかりと揉みこむことを心がけています。
このようにして作れらたお茶は味や香りもしっかりと残った濃厚な味わいになります。しかも、一煎目を入れたら色も味もすべて出きってしまった・・・なんてことがありません。
お茶農家としは、あんまり教えたくないけれど・・・3煎目まで美味しくお飲み頂けます。