煎茶
煎茶とは、露地の茶畑で栽培した新芽を収穫し、茶工場で製造したお茶のことです。
煎茶は緑茶の一種です。緑茶とは茶畑で収穫した葉を“発酵させず”に加工するお茶のことで、かぶせ茶・煎茶・番茶・ほうじ茶など様々なお茶をまとめた呼び名です。(紅茶やウーロン茶は茶畑で収穫した茶を“発酵させて”から加工します。)日本人が好んで飲む緑茶の代表である煎茶・・・中森製茶が作る煎茶ならではの“色も味も濃い”お茶をお楽しみください。
「特上煎茶」と「お伊勢さんの煎茶」の違いは新芽を収穫する茶畑と収穫するタイミングの違いです。
中森製茶では新芽の伸び具合を確認しながら、茶畑を順番に移動してお茶を収穫していきます。
より早いタイミングで収穫した新芽は細かく、旨みと甘みが豊富でまろやかな味わいになります。これが特上煎茶です。
もう少し後で収穫した新芽は太陽の光をたっぷりと浴びて、カテキンの多い、甘み・旨み・渋みのバランスのとれたお茶になります。これが「お伊勢さんの煎茶」です。 利用シーンに合わせてお好みのお茶をお選びください。
全3商品
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1,296円(税込)
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756円(税込)
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756円(税込)
● これぞ日本茶!? バランスのよい「旨み・甘み・渋み」が楽しめる煎茶
皆さんが「日本茶」に求めるものは何ですか?さっぱりとした味わい、爽やかな渋み、旨みや甘みも感じる奥深さ・・・ やはり重視するのは「旨み」「甘み」と「渋み」のバランスの良さではないでしょうか。ただ甘いだけじゃない、旨みが主張しすぎない、苦くはないけど美味しい渋みがある、「これぞ日本茶!」を目指したお茶です。「これを飲んだら他の緑茶が飲めなくなった」というリピーターさんが多いのも特徴です。被覆するとこんなに違う!?茶畑の色
写真の中央の畝間をはさんで右側が被覆栽培をした畑、左側が被覆栽培をしていない露地の畑です。明らかに右側の畑の方がお茶の芽の緑色が濃くなっているのが分かります。
どちらも収穫目前、左側が特上煎茶、右側が極上煎茶になります。
覆いをしているのにお茶の葉の色が濃くなるってちょっと不思議じゃないですか?お日様をたっぷり浴びた方が色が濃くなりそうなイメージ・・・これ、実は、被覆栽培で作られるお茶は少ない光を効率的に吸収しようとするために、葉緑素であるクロロフィルを大量に生成してこのような濃い色になるんですよ!
遠くから茶畑を見てもその違いは一目瞭然!
画面奥の方の黄緑色の茶畑は露地栽培、手前の濃い緑色の茶畑が被覆栽培です。
寒冷紗をはがしてすぐに茶刈機で収穫します。(写真左の赤い機械が茶刈機です。茶畑をまたぐかたちで進み、機械の下にある刃でお茶の芽を刈り取っていきます。)